KATSURAO REGENERATIVE FACTORY
「復興」を「再生」のシンボルへ。
福島の森と、一筋の糸。
葛尾村のカーボンニュートラル戦略と、新生「カタチニスルトコ。」の歩み。
01
葛尾村が描く
森林資源を中核とした脱炭素の未来
私たちの工場がある福島県葛尾村では、震災からの復興と持続可能な社会の実現に向け、村の豊かな森林資源を「CO2吸収源」として最大限に活用するカーボンニュートラル戦略を推進しています。
J-クレジット制度による地域循環
森林管理によって吸収されたCO2量を「森林由来J-クレジット」として価値化。その収益を森林保全に再投資する、先進的な地域循環モデルを構築しています。
森林資源の持続的活用
間伐などの適切な整備を通じて森林の健全な成長を促し、発生した間伐材を地域エネルギーや資材として有効活用。エネルギー自立と環境負荷低減の両立を目指しています。
葛尾村は、この森林施策と「スマートコミュニティ事業(再生可能エネルギーの地産地消)」を両輪に、2050年のカーボンニュートラル達成を掲げています。
02
復興のシンボルを
「資源循環の拠点」へ
この村の志に呼応するように、2025年5月、一足のニット工場が新たなスタートを切りました。
創業会社の経営難を受け、私たち「カラーofカラーズ」がその事業を継承。震災復興のシンボルとして設立されたこの場所を、いま、真にサステナブルなものづくりの拠点へと作り変えています。
03
「残されたもの」に
新たな命を吹き込む
事業承継の際、工場に残されていたのは機械だけではありませんでした。私たちは、そこにあった高品質な原料を「在庫」ではなく、輝くべき「資源」として捉え直しています。
高品質な「残糸(ざんし)」を、手仕事の喜びへ
量産には使えない少量ロットの高級糸を、手編みを愛する方々へお届けする活動を始めました。工場スタッフ自らもこの糸で作品を編み、資源の価値を再認識しながら、地域コミュニティを編み広げています。
「ほどく」ことから始まる再生
製造工程で生じた編み不良品も、決して廃棄しません。丁寧にほどいて再び「糸」の状態へと戻し、新たな製品へと生まれ変わらせる取り組みをスタートしました。
04
環境負荷を最小限に。
未来への決意
私たちの新体制における初期目標は明確です。「まずは、足元にある資源を使い切り、再利用すること」。
かつて復興の象徴として建てられたこの工場は、今、過去の資源を未来へと繋ぐ「資源循環型」のファクトリーへと進化しています。
葛尾村の豊かな自然を守りながら、持続可能なファッションのあり方をこの地から発信し続けてまいります。