KATSURAO CREATE LABO
葛尾村から、新しい「循環」をカタチにする。
KATSURAO create labo が歩む、再生(リジェネラティブ)の軌跡。
トップページで私たちが掲げた「消費が、始まりになる」という言葉。
その舞台である福島県双葉郡葛尾村には、私たちがこの場所でものづくりを行う理由となる、大切な物語があります。
01
葛尾村のこれまで
止まった時計、動き出す歩み
福島県の北西に位置する、美しい里山に囲まれた葛尾村。かつては養蚕が盛んで、人々の暮らしには常に「繊維」と「手仕事」の風景がありました。
しかし、2011年の震災、そして原発事故により、村の景色は一変します。全村避難という困難な時期を経て、2016年にようやく避難指示が解除されました。
村の時計は再び動き始めましたが、それはかつての状態に戻るだけでなく、全く新しい村のあり方を模索する始まりでもありました。
02
私たちがこの地で
「ラボ」を始めた意義
私たちがこの場所に構えた拠点「カタチニスルトコ。 KATSURAO create labo」は、単なるニット工場ではありません。
一度失われかけた地域の活力を、ものづくりの力で再生(リジェネラティブ)させるための実験場です。
村の豊かな自然、かつての伝統、そして未曾有の経験。それらすべてを「次なる資源」として捉え直し、新しい価値へと変換していく。それが私たちの役割です。
03
この場所から実装する
3つの具体的アクション
地域資源を活かし、地球と社会を豊かにするために、私たちは日々のものづくりの中で具体的な取り組みを進めています。
太陽の光をエネルギーに
【エネルギーの循環】
私たちは、里山に降り注ぐ太陽の光を動力に変えています。
現在、工場電力の約40%を自社の太陽光発電でまかない、残りの60%も葛尾村の再生可能エネルギーを選択しています。
さらに2026年2月末までに設備を増設し、自然エネルギー100%で稼働するカーボンニュートラルな工場を目指します。
阿武隈の水を清らかなままに
【水資源の循環】
阿武隈山系の豊かな大地が育んだ超軟水を活用しています。
超軟水は洗剤の力を引き出しやすく、大幅な節水と洗剤の削減につながります。化学物質を最小限に留めた排水は、次なる命を育む水へとつながります。
自然から借りたものを、清らかなまま返す。それが私たちの約束です。
残糸を資産に変える
【素材の循環】
かつての養蚕の記憶を継ぐこの場所で、私たちは「廃棄」という概念をなくします。
製造工程で生まれる高品質な残糸や端材を、新たな価値を持つプロダクトへと生まれ変わらせる「Zanshi Bank」構想を推進しています。